自律神経は自分の意思とは無関係に24時間働き続けて呼吸や血液循環などの生命活動を支えています。その働きによって二つに分かれていて、一つは仕事や勉強、スポーツなど活動的な活動をしているときに働く交感神経、もう一つはリラックスした状態や夜間に活発になる副交感神経です。

自律神経失調症とは病名ではなく、この交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態を表す慣用的な表現です。

自律神経は脊髄を通って心臓や肺など身体のさまざまな臓器の働きを調節しています。そのため、自律神経のバランスが崩れてしまうとさまざまな身体の不調が現われます。

例えば、ふらつきやのぼせ、冷え、めまい、疲れやすい、頭痛、耳鳴り、動悸、便秘、下痢、生理不順などを訴える方が少なくありません。一つだけでなく、複数の症状が重なることもしばしばです。そして、身体の不調とともにイライラや不安、不眠などの精神症状も訴える方も多いです。

自律神経のバランスが乱れる原因として挙げられるのが、人間関係や仕事が忙しいなどに伴うストレス、過労や寝不足、食事の乱れ、気温や湿度などの環境ストレスなどです。

また、出産後の女性や、女性ホルモンの分泌が減少する40代後半から50代の女性も自律神経のバランスを崩して、めまいや頭痛、カラダがほてる、うつなどの症状が出ることがあります。

自律神経失調症を改善するために行われていることは、十分な睡眠を取るとか、規則正しい生活習慣とか、過度な飲酒やカフェインの摂取を控えるなどストレス軽減のための対応です。

また、対症療法として、睡眠薬や抗不安薬、自律神経調整薬などが処方されることが一般的です。心的症状に対しては心理療法などもあります。

しかし、こうした方法であなたの症状が良くならなかったのはなぜでしょうか。それは、何が原因で自律神経のバランスが崩れているのかを突き止めることができず、その結果、的確なセルフケアや施術を行っていないからです。

自律神経失調症から解放されたご自身を想像してください。あなたは音楽やスポーツなどの趣味や仕事、家事などの日々の生活を自由自在に楽しむことが出来るでしょう。

たとえ、高齢になっても決してあきらめる必要はありません。自律神経が整って、心身が快適な生活を送ることができるようになったあなたは、それまでの人生に匹敵する「黄金の30年」を楽しむことができるのです。

是非、氣仙長生治療院の施術を体感してください。