頭痛

氣仙長生治療院が対応可能な頭痛はおもに３種類あります。

①緊張型頭痛

②片頭痛

③群発頭痛

一つずつ説明していきます。

①緊張型頭痛は頭から首にかけての筋肉が硬く縮こまってしまう結果起こると考えられています。パソコン操作などで長い間、うつむき姿勢を続けたり、姿勢が悪く頭が前に出ているなどが原因として挙げられます。

通常は左右両側が痛くなり、「頭全体がヘルメットをかぶったようにあっぱくされている」とか「ハチマキで締め付けられている感じ」などと表現する方も少なくありません。

どちらかというと鈍い痛みに加えて首や肩のコリを伴うことも多いです。また、「ふわふわしためまい」という症状を訴える方も少なくないです。

特徴としていったん生じると数回以上にわたって持続する点で、後ほど説明する片頭痛とは異なります。また、午後から夕方にかけて痛みが強くなる傾向があります。

②片頭痛は頭がい骨の外側の血管が拡張することによって起きるとされていますが、まだ詳しいメカニズムは解明はされていません。

片頭痛は週に1回から月に1、2回程度発作的に起きます。持続時間は4時間から72時間で、頭の片側のこめかみから眼の奥のあたり、側頭部に、脈打つようなズキンズキンとした痛みが起きるのが特徴です。

また、頭痛の程度は「日常生活がとても続けられない」ほどの強さで、ひどい時は寝込んでしまうほどのレベルです。しばしば気持ち悪くなったり、嘔吐などを伴うこともあります。発作時は光や音に敏感になります。

片頭痛を起こしやすい体質は遺伝するといわれ、女性に多いなどの特徴もあります。新聞などを見ている時にチカチカとした光が現れ、それが拡大していく「閃輝暗点」と呼ばれる前兆が起きる人もいます。

③群発頭痛は群発地震のようにある期間に集中して起こります。発生するメカニズムははっきりしませんが、20-40歳代の男性に多く起きるといわれています。

片方の眼の奥や周囲に痛みが現れ、上あごのあたりや頭の片側へと広がる激しい痛みが特徴で、「きりで刺されるような」とか「目がえぐられるような」とか表現する方が多いです。

1日に1-2回、一回の痛みの長さは10分から数時間の場合もあり、涙や鼻水、鼻詰まり、結膜の充血、まぶたのむくみなどを伴います。毎日ほとんど同じ時刻に痛み出すとされ、明け方に起きることも多いとされます。

頭痛には以下のような対応が一般的です。

・姿勢をよくする

・同じ姿勢を続けない

・自分にあった枕で寝る

・首肩を温かいタオルであたためる

・ぬるめのお風呂でリラックス

・マッサージ

・首肩を回すなどの体操

・過労やストレスをためない

・睡眠を十分取る

・過剰なアルコール摂取を控える

・薬物療法

しかし、こうした方法であなたの頭痛が良くならなかったのはなぜでしょうか。それは、何が原因で頭が痛くなっているのかを突き止めることができず、その結果、的確なセルフケアや施術を行っていないからです。

では、この緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛に共通する根本原因は何でしょうか？

それは、頭から首にかけての筋肉が硬くなって、血液の流れが滞ったり、頭から首にかけて走る神経が持続的に引っ張られてしまっていることです。

ただ、そうした症状が起きている根本原因を探っていくと、猫背に加えて、骨盤が後ろに倒れ、脊柱のS字カーブがなくなり、頚椎は前弯を失っていわゆる「ストレートネック状態」になっていたりします。

頭痛は首の骨のずれや歪みで頭から首にかけての筋肉が硬くなっておきます。当院ではこうした体のゆがみを正し、バランスがとれた姿勢を維持できるようにすることで、頭から首にかけての筋肉や神経への負担を減らし、頭痛を改善していきます。

ですから、まず、姿勢を整えることを重視します。鏡の前に立っていただき、首が真っ直ぐか、肩の高さが左右で同じか、骨盤の高さが左右で同じか、左右の足首のバランスは良いか等のチェックを行い、バランスよく整えていきます。その上で、首の骨のずれを頸椎１番から７番まで整えていきます。

頭痛から解放されたあなたは、仕事や家事などをてきぱきとこなせ、充実した日々を送れるようになるでしょう。笑顔でいる時間が増え、家族や友人らとの会話も増え、運動や趣味の時間も楽しめるようになるでしょう。是非、氣仙長生治療院の施術を体感してください。