グーグルと言えば「世界中の情報を整理」。「一瞬も一生も美しく」というスローガンを掲げているのは資生堂。「音楽がなければいきられない」。タワーレコードのスローガンもカッコイイです。令和という新時代を迎え、心を新たにしている方も多いと思います。当院もここ数日間、悩みました。

というのは、グーグルなどにならって会社でいうところのスローガンやモットー、使命というものを当院も明確にしようと思ったからです。

これまでは「働くサラリーマンの健康サポート」がテーマ。仕事帰りに施術を受けて、スッキリ元気を回復して、美味しく晩御飯が食べられる。そして翌日の仕事に備える。翌朝スッキリ起きられる。

 家族の土台は働くお父さん、お母さんの健康であり、その健康維持をサポートし、病気予防・メンテナンスを行う。「それを氣仙治療院の存在価値、役割としていきたいと思っています」などと言っていました。

でも、これってなんかタテマエっぽくて面白くないし、熱意もあまり感じられませんよね。そうなんです。私が氣仙長生治療院をやっている原点は何か？そこから出発しないといけないと思いました。

十代でギックリ腰を経験し、腰痛、頸肩痛をはじめさまざまな不定愁訴に悩んできた数十年。私が整体師を目指したのは体のことを勉強し「自分が何歳になってもやりたいことがやれる体に作り変える」ことが目的でした。

そうして500万円超を投資して学んだ医学や食事の知識、施術の実技、ヨガやストレッチなどの体操は、自分だけでなく整体師として超高齢化社会を生きる人々のために微力ながらも役に立てるはずです。

五十代前半まで新聞記者として高齢者の激増、社会保障費の激増、年金財源の枯渇などに伴う諸問題に警鐘を鳴らす記事を書いてきました。これからは体の不調を訴えるお客さまを1人でも多く減らし、「ビューティフル・ハーモニー」と英訳される令和時代を思いっ切り生き抜いてもらうことが当院の使命です。

 考えてみれば、すでに名は体を表していました。氣仙長生治療院を分解すると、「氣(き)をあつかう仙人が長生きを手助けする治療院」です。

当院の熱きスローガンは「100歳までやりたいことがやれる体作りをサポート」。日産のCMに出ていた矢沢栄吉さん的に言えば「やっちゃえ100歳」ですね！