毎日腰が痛くて仕事に集中できないとお悩みではないですか?私も16歳から数十年、筋金入りの腰痛持ちでした。
この長い間に、腰の牽引や電気、温熱といった物理療法を試しました。また、針やお灸、マッサージ、整体も受けました。
しかし、このページをお読みいただいているお客さまと同じで、一時的には良くなるのですが、すぐに元に戻ってしまって、体はなかなか改善しませんでした。
なぜ良くならないのだろう?それなら、自分で何とかしようとヨガ、体操、ストレッチ、瞑想などさまざまなことを試しました。
その結果、わかったことがあります。それは痛みが出ているカ所と、腰痛の原因になっている場所は、必ずしも同じではないということです。例えば、私の場合、腰に痛みが出ていましたが、根本の原因は左膝にありました。14歳の時にひざをスキーでねんざして靭帯(じんたい)を痛めたことで、ひざから下がねじれてしまったのです。
そのため、下半身のバランスが崩れ、それを補正しようとして無意識のうちに腰に負担がかかる姿勢をとるようになったのです。
ですから、あなたに必要な施術は、足首やひざ、股関節のバランスを取った上で、骨盤の角度を調整することなのです。
ここではそれを施術ではなく、自力でやる簡単なセルフケアをお伝えしようと思います。
仰向けで膝を立てて前後に揺するだけ
腰を揺らすと腰回りの筋肉が緩むので、腰痛緩和に効果があります。施術法としても川井筋系帯療法などがあります。
自分でやる場合は、仰向けに寝て、両手で膝を抱えるようにして、縦方向に揺らします。回数は気持ちが良い程度で。朝晩これだけ続けても腰痛は緩和され、腰痛予防にも効果があります。
川井筋系帯療法について紹介している川井太郎先生の著作には川井式のセルフケアのやり方が掲載されています。
ひざを落としてしゃがむ
ひざを落としてしゃがむだけで腰痛が緩和されます。
そして、いわゆるヤンキー座りができるようにするだけで腰痛予防に効果があります。
あのかかとを床についたまま腰を落として座る姿勢です。言い方を変えれば、和式トイレを使う姿勢です。
これができないと足首、ふくらはぎといった脚の筋肉だけでなく、お尻や骨盤まわりの筋肉、背中の筋肉まで弱ってきます。
立ってお尻に力を入れようとしていただくと分かります。足首、ふくらはぎ、ひざにいたる筋肉を使わないとお尻の筋肉を主体的に動かせません。
NPOのストップ・ザ・ロコモ協議会の調べでは幼稚園から中学生の子供1343人のうち、こうしたしゃがめないなどのロコモの兆候が見られた子供が全体の40%にも上ったそうです。
あえてこの言葉を使いますが、「ヤンキー座り」ができると体幹が安定して姿勢もよくなります。痔(じ)や前立腺肥大、尿もれなど中高年の疾患の改善にも効果大です。
私も40代で痔を、50代前半で前立腺肥大を患い通院した経験があります。しかし、このヤンキー座りを難なくできるように体操を続けたことで骨盤まわりの筋肉がついて体幹が安定し、薬に頼らなくて済むようになりました。多少時間がかかりますが、人生100歳時代を生き抜くには急がば回れです。
仰向けでお腹をマッサージ
お腹のずっと奥には大腰筋と腸腰筋という体を支える基本となる筋肉があります。腰痛が起きているときはこの2つの筋肉が硬くなっている場合が多いです。
また、胃や肝臓をはじめとする内臓が疲れてくるとお腹まわりの筋肉が硬くなって、関節の動きも悪くなりがち。その結果、ある寒い朝突然に腰痛が発症なんていうことが起きてしまいます。
ですから、腰痛予防にはお腹のマッサージが非常に効果的です。お腹のマッサージのやり方は、「お腹、マッサージ」や「按腹(あんぷく)」といったキーワードで検索するとたくさん出てきます。やりやすい方法で良いのですが、当院が教えるやり方はいたって簡単。
お腹の左半分を押す場合は、右手の人差し指から小指までの4本の指を立てて、その指先のはらをお腹に置き、息を吐きながら軽く押すというものです。左手は、指を立てた右手の上に重ねて息を吐きながら圧を加えます。
みぞおちから時計回りにおへその下までぐるっと位置を変えて数回指圧したら、今度は左手の人差し指から小指までの4本の指を立てて、その指先のはらをお腹に置いて、時計回りにおへその下からみぞおちまでぐるっと指圧します。
次に両手の指先を甲で重ねて立てて、みぞおちから下腹部まで縦に押していきます。これを1セットで3回やります。最後は両手のてのひらを重ねてお腹をぐるぐるとなでておしまいです。これを寝る前にやるとリラックス効果もあって呼吸が楽になります。
呼吸を整えて自律神経のバランスを取る
昼間はお仕事や勉強モードで交感神経優位ですが、夜間は眠る前の準備としてリラックスモードの副交感神経がきちんと働き出す必要があります。
しかし、忙しい現代に生きる日本人。ライフスタイルの変化に伴って自律神経のバランスが崩れている方が少なくありません。
自律神経が崩れるといつでも、交感神経優位という状態が長く続くことになり、体は緊張している時間が長くなります。そうすると、腰回りや内臓の筋肉もかたくなってしまいます。これが腰痛発症の原因ともなります。
ですから、意識的に呼吸法をして、リラックスモードを作り出すことが腰痛予防、腰痛緩和には有効なのです。ここでは、「癒す心、治る力」の著者、アンドルー・ワイル博士の呼吸法をご紹介します。
ワイル博士は吸気・停止・呼気の比率が4対7対8という呼吸法を提唱しています。まず、息を吐ききって、4つ数えながら鼻から息を吸う。そこで息を止め、7つ数える。7つ数えたら、口から軽く音を立てながら8つ数える間に、息をはく。これを1サイクルとして4サイクル繰り返し、その後、普通呼吸に戻る、というものです。私は朝これをやっています。
立てたひざを左右に交互に倒すだけ
私は腰痛を初めて発症した16歳の時、操体法の創始者である橋本敬三先生の治療院「温古堂診療所」を訪問しました。そこで受けた体に優しい手技に感動しました。
ここで勧めるひざを左右に倒す運動は操体法の応用です。
①仰向けに寝て、両ひざを立てる。両手を胸に置き、立てたひざをどちらが楽か、やりづらいか、その感覚の違いをまず認識します。
②仮に右側に倒しにくい場合は、倒しやすい左側に数回倒します。それから、右側に倒すと以前に比べて倒しやすくなります。
左に倒しにくい場合は右に数回倒してから、左に倒すと左右差がなくなってきます。
簡単ですが、これだけで骨盤のゆがみが取れてくるのです。
氣仙長生治療院院長の氣仙英郎です。
あなたのお悩みを解決します!
毎日続けていただきたいセルフケアですが、それでも無理や疲れがたまったりして腰を痛めることがあります。
その際、腰痛の原因を考えずに「痛いところに注射」「腰をマッサージ」しても、その場しのぎで、すぐにぶり返してしまいます。
痛いカ所と原因になっているカ所とは、必ずしも同じではありません。たとえばあなたが下半身のバランスを崩していて、無意識にそれを補正しようとして腰に負担がかかっているとします。
その場合あなたにとって必要なのは、足やひざ、股関節のバランスを整える施術であり、けっして腰に電気をあてることではありません。
痛みや症状のあるカ所ではなく、原因になっているカ所に正しくアプローチすることが根本改善につながります。
稲毛駅徒歩2分の整体「氣仙長生治療院」では全身の検査によって、症状が出ている本当の原因を探し出します。そして、足首から股関節、骨盤、背中、首肩、頭のバランスを調整し、そこに的確な施術をすることで、腰痛を改善に導きます。
こちらのページを読んだ方には、下記のページもよく読まれています。ぜひご一読ください。
別途施術料はかかります
稲毛駅徒歩2分の整体「氣仙長生治療院」の特徴は、痛みやしびれをとる即効性ある施術です。
そして、ご来院いただいた方にセルフケアの方法を徹底してご指導しています。
別途施術料はかかります
当院の特徴は、痛みやしびれをとる即効性ある施術です。そして、ご来院いただいた方にセルフケアの方法を徹底してご指導しています。
営業時間:10:00〜14:00/16:00〜20:00
定休日:水曜・日曜・祝日(完全予約制)
千葉市稲毛区の五十嵐清司様
氣仙長生治療院さんは悪いところを見つけ出し根本的に改善してくれます。今は定期的なメンテナンスで再発を予防しています。
千葉市稲毛区の石坂利恵様
知人にも、ぜひ氣仙長生治療院さんをお勧めしたいです。今後ともよろしくお願いします。
〒263-0031
千葉県千葉市稲毛区稲毛東
3-16-4 スプリングスクエア 501
JR総武本線稲毛駅西口から徒歩2分
京成稲毛駅から徒歩8分
午前10:00~午後 2:00
午後 4:00~午後 8:00
(完全予約制)
水曜・日曜・祝日