2020/04/20
キース・ジャレットとセルフケア

昨日は日曜日にもかかわらず、三鷹市から御夫婦のお客さまがいらっしゃいました。７０代前半の御夫婦です。奥様は現役で体操教室の先生をなさっています。ダンナさんは趣味でやっていた三味線が高じて、あちらこちらで演奏活動をされているそうです。

コロナウイルスの感染拡大は、お二人の活躍の場を奪ってしまいました。緊急事態宣言が出て公共の施設が借りられなくなってしまったからです。

でもそこでめげずに「ポスト・コロナ」を見据えて、お二人は「今こそ体の不調を改善するには絶好の機会」と捉えていらっしゃいます。

電車で移動すると感染リスクがあるので、車で千葉の稲毛までいらっしゃいます。所用時間は片道一時間半とか。

お二人からは、左側の腰のあたりが痛いとか、三味線を弾くので右手の前腕の小指側が痛いとか、症状の訴えがいっぱい出ます。そして、自分で改善するにはどうすればよいかと問われます。

こうなるとこちらももっと楽しくなります。施術にプラスして、こうすればセルフで良くなりますと伝えられるからです。

私はこれまで何十年と腰や首、肩等の痛みに悩んで、どうすれば良くなるかとセルフケアの仕方を学んできました。ですからセルフケアにも自信があります。およそ二時間、お二人は施術＋セルフケアを学んでお帰りになりました。

ただお帰りなった後で、伝え忘れた大事なことを思い出しました。

実はセルフケアの効果をアップさせるには音楽が大事なのです。好きな音楽を聴くと体と心が喜ぶからなのでしょう。自律神経が整います。聞きながらセルフケア体操をしても、体操後に音楽を聞いてもどちらでもよいです。

そして音楽は何でもよいです。例えば、私の場合、ジャズなら特にキース・ジャレットかグローヴァー・ワシントン・ジュニアが定番です。

これは私の趣味がかなり入っているので皆さまのお気に召すかどうかかわかりませんが！コロナ対策が重要な時期、セルフケア＋お気に入りの音楽で体調維持に努めていただければ幸いです！

ちなみに本日は、キース・ジャレットのアルバム「somewhere before 」の中のMy Back Pagesが一番心にしみます。オリジナルはボブ・ディランですが、キース・ジャレットのピアノはいつも通り絶品です！^_^