2020/10/21
前立腺肥大症だって自分で治せます！

「前立腺が弱ってきたような気がしますが。何とかなるものでしょうか？」

常連のお客さまから以上のようなメールをいただきました。男性は50代をすぎたあたりから、前立腺肥大の悩みを抱える方が少なくありません。答えはもちろん「大丈夫。施術とセルフケアの体操で克服できます」

前立腺肥大症は、男性だけにある前立腺が加齢とともに肥大して排尿障害が起こる病気です。具体的には「おしっこが出にくい」「キレが悪くなって残尿感が残る」「トイレに行く回数が多い」といった症状です。統計では50歳以上の5人に1人の割合で症状が現れるといいます。かくいう私も50代前半に前立腺肥大症でおしっこが出にくくなりました。

この病気への一般的な対処法は薬かひどい場合は手術です。前立腺や膀胱の緊張を緩めておしっこが出やすくしたり、男性ホルモンを抑制するなどする薬がそれです。

お医者さんによれば、手術だと「尿道から電気メスを挿入し、尿道を囲んでいる前立腺の内側をくり抜いて、そのくり抜いた組織を吸いだす」といった手順で行われるそうです。想像するだけでも痛そうです。

というわけで、当院にいらっしゃるお客さまは薬も手術にも頼りたくないという方です。その場合のポイントは、骨盤底筋を鍛えることです。骨盤底筋がコルセットのように働いて前立腺の肥大を抑えるとともに尿道口を締めることができます。

具体的には腹横筋と多裂筋、腸腰筋、内転筋、内側のハムストリングスがターゲットです。施術ではこれらの筋肉を個別に鍛えていきます。一方、セルフケアでやる場合の目安は、足を伸ばして座る長座の姿勢から、ひざ裏を伸ばし、上体を前に倒していって、最後には胸が足にくっつけばOKです。

いくつになっても筋肉は裏切らないので、あきらめないで前立腺肥大を克服しましょう。そしてこれは、産後や加齢で尿もれに悩む女性の場合にも適応している施術とセルフケアです。

もし、ご自分で前立腺肥大を改善させたいのでしたら、まず、以下の「気仙長生体操」をお試しください。

症状が重い場合は、一度、ご来院をお勧めいたします。ご来院時にあなたの症状に合わせたセルフケアのやり方をお伝えした上で、そのセルフケアの動画をプレゼントいたします。施術＋セルフケアによって、あなたの症状は加速度的に改善することが期待できます。