ヤンキー座りの効果とは？
できない理由と骨盤底筋への影響を整体院が解説

先日、脚の筋肉が硬くてしゃがめず、ひざも痛いと来院された方から出た話題です。

私が「ヤンキー座りは体にとても良いのですよ」と言ったら、その方から「もう暴走族も減っているので死語」という反応が返ってきました。

まあ、ヤンキーが死語かどうかはともかく、かかとを床についたまま腰を落として座る姿勢は大変大事です。言い方を変えれば、和式トイレを使うスタイルです。

これができないと足首、ふくらはぎといった脚の筋肉だけでなく、お尻や骨盤まわりの筋肉、背中の筋肉まで弱ってきます。

立ってお尻に力を入れようとしていただくと分かります。足首、ふくらはぎ、ひざにいたる筋肉を使わないとお尻の筋肉を主体的に動かせません。

NPOのストップ・ザ・ロコモ協議会の調べでは幼稚園から中学生の子供1343人のうち、こうしたしゃがめないなどのロコモの兆候が見られた子供が全体の40%に上ったそうです。

あえて使いますが、ヤンキー座りができると体幹が安定して姿勢がよくなります。痔(ぢ)や前立腺肥大、尿もれなど中高年の症状の改善にも効果大です。

私も40代で痔を、50代前半で前立腺肥大で病院に通った経験があります。

しかし、このヤンキー座りを難なくできるように体操を続けたことで骨盤まわりの筋肉がついて体幹が安定し、薬に頼らなくて済むようになりました。

当院では、施術とともにこうしたセルフケアの体操やストレッチについてもお教えいたします。多少時間がかかりますが、人生100歳時代を生き抜くには急がば回れです。

具体的な「改善実績はこちら」をご覧ください。