2020/12/30
魚の目やタコも整体で改善するって本当？

魚の目やタコが整体で改善するのを知っていますか？

足に魚の目やタコができている方、または巻き爪、外反母趾でお悩みの方。そんな足にトラブルを抱えている方は、身体に注意信号が点滅していると考えましょう。

なぜなら、足の筋肉のバランスが崩れているため、放っておくと身体全体にずれやゆがみが広がりかねないからです。

当院の患者さんにもそんな足の不調を抱えている方が少なくありません。ある70代の女性は「巻き爪治療のため、器具を装着しています」とおっしゃっています。同じく70代の女性は「10年ほど前に外反母趾で痛くて歩けなくなって手術をしました」と言います。また、20代の女性の悩みも「足の親指のたこ」です。

そんな足の不調について、ほとんどの人は痛くない限りあまり気にしません。「靴が緩すぎるかも」とか、「歩き方が悪い」となんとなく気づいてはいても放ったらかしです。

しかし、放ったらかしは、やがてX脚やO脚、猫背、肩こり、頭痛、めまいなど具体的な症状となって現れてきます。なぜなら、足のトラブルのせいで、きちんとよい姿勢がとれていないからです。

魚の目やタコ、外反母趾などができる場所は体重が過剰にかかっているところです。5本の足の指に均等に体重が分散していなかったり、指の使い方に偏りがあったりしています。

また、太ももからひざ、ふくらはぎといった脚全体の筋肉の中で、「頑張っている」筋肉と「サボっている」筋肉が生じて、足裏のアーチが高くなりすぎたり、低くなりすぎたりしています。

ですから、当院ではまず、サボって弱っている足の指を鍛えます。そして、さらに下肢のサボっている筋肉を特定して鍛えます。

例えば、20代の女性の場合、足の親指にできたタコの位置は指の真裏でした。この方の足は親指以外の指が反り返っている一方で、親指だけが床を踏もうと頑張っています。そして腓骨筋が弱って足裏のアーチが高くなっていました。

このように、足のトラブルは整体で改善します。実は水虫や足のひび割れなども身体全体の不調を予告する注意信号だということをお忘れなく！