「腰が痛くてヨタヨタとしか歩けない」
90歳代の女性の訴えです。転倒して背中を圧迫骨折した後のリハビリ中です。この女性は整形外科で脊柱管狭窄症とも診断されています。
施術後、一週間程度で立てるようになりましたが、歩くと腰が痛くなってしまいます。腰をまっすぐに伸ばすのもしんどい状態でした。
こうした状態から以前のようにスタスタと歩けるようになるのかどうか。カギは股関節と足指の力だと考えています。幸いにこの女性の場合、股関節の動きは悪くありません。腸腰筋と腹横筋、それに内転筋とハムストリングスの筋力をバランスよく付ければ、基本的に歩ける状態です。
ただ、課題は足指でした。足の親指と土踏まずに力が入らないため、ヨタヨタと小刻みにしか歩けない状態です。そのため、後脛骨筋と腓骨筋のバランスをとりながら、筋力をつけているところです。
その上で、腰の痛みを軽減しながら歩くというのが次の課題です。
そこで、お勧めしているのが、「かかと上げ歩行」です。立った位置で、腕を振りながら、足先をつけたまま、左右交互にかかとを上げながら、その場歩きをするのです。これをしばらくやると、足先に力がついてきます。姿勢が良くなってきて、丸まっていた腰も起き上がってきて、腰痛が緩和されてきます。
そして、その場歩きに慣れてきたら、「かかとを上げる」を意識しながら、歩行の練習をします。そうすると、足先についても、自然に上がるようになるので、つまずいて転ぶことを予防できます。その際、注意するのは歩幅は狭くです。この女性はこれを2週間ほど続けていただいて、徐々に足取りがしっかりしてきました。
健康雑誌やテレビでは、正しい歩き方として、「腕を振って、歩幅を広く、かかとから接地するように歩きましょう」と勧めていますが、それは健康な人が筋力をつけるためにやると効果が上がる歩き方です。
しかし、腰が痛い人がそれをやると、かえって腰痛が悪化します。なぜなら、歩幅を広く取った上でかかとから接地する歩き方だと、接地する際の体重の衝撃が股関節や骨盤に強く働いてしまうからです。
腰痛がある人、特に脊柱管狭窄症の人はかかと上げ歩行を意識していただければ、痛くなく、長く歩けるようになることが期待できます。試していただければ幸いです。
別途施術料はかかります
稲毛駅徒歩2分の整体「氣仙長生治療院」の特徴は、痛みやしびれをとる即効性ある施術です。
そして、ご来院いただいた方にセルフケアの方法を徹底してご指導しています。
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当院の特徴は、痛みやしびれをとる即効性ある施術です。そして、ご来院いただいた方にセルフケアの方法を徹底してご指導しています。
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千葉市稲毛区の五十嵐清司様
氣仙長生治療院さんは悪いところを見つけ出し根本的に改善してくれます。今は定期的なメンテナンスで再発を予防しています。
千葉市稲毛区の石坂利恵様
知人にも、ぜひ氣仙長生治療院さんをお勧めしたいです。今後ともよろしくお願いします。
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