健康を維持したり、体の治癒力を高めたりするのに有効な手段として呼吸法があります。
呼吸のリズムや深さを意識的にコントロールすることで、心拍数や血流、リンパの流れなどを自己調整できるようになり、健康維持に役立つと考えられております。
その呼吸法には、様々なやり方があります。まずは胸式呼吸から腹式呼吸に変える。そして吐く息を段々と長くして、吸う時は自然に空気が肺に入ってくるのに任せる。
それを仰向けに寝ながら行うとか、座りながら行うとか、実践の仕方を教える瞑想法やヨガのトレーニングなどにもいろいろと違いがあります。
それでは、究極の呼吸法と言えるのはどんな呼吸法でしょうか。10代から腰痛に悩み、若年の頃から呼吸法に興味を抱き、実践してきた私が、1番にお勧めするのは実腹法(じつふくほう)とIAP呼吸法です。
この2つの呼吸法は、内容的にはほぼ同じで、「息を吐くときも、お腹を凹ませない」呼吸法という点が大きな特徴です。
これは、「息を吐くときにお腹をへこませる」腹式呼吸とは全く違うやり方なのです。
実腹法は、亡き実父が1970年代に学んで教えてくれた呼吸法です。
父は当時、五千言坊玄通子という方が主宰する仙道連という団体に所属して老荘思想などを学んでいたと記憶しております。
そのお仲間に曲全坊玄妙子という方がいらして、その方が実腹法という呼吸法を教えていらっしゃったようです。
昨年末に私の手元に現存する実腹法の資料に記されていた連絡先に電話したところ、曲全坊玄妙子はすでにお亡くなりになっており、今は実腹法を教えてくれる方はいないとのことでした。ですので、実腹法のやり方は実父が残してくれた資料だけが頼りです。
一方、IAP呼吸法は「スタンフォード式 疲れない体」(山田知生著 サンマーク出版)で紹介されている呼吸法です。
スタンフォード大学の運動選手らが疲労回復や、怪我や痛みからの回復のために、運動療法と併行して行う呼吸法として紹介されています。
IAPとは、Intra Abdominal Pressure の略で、日本語では「腹腔内圧」と訳されるということです。
ここでは、「実腹法」の資料に記されているやり方をそのままご紹介します。
「眼を軽くつむって、先ず鼻からゆっくり息を吐きながら、下腹部をへこませ、次に鼻からゆっくり息を吸いながら、下腹部を膨らませて行き、下腹部まで静かに吸い込み、今吸い込んだ息を下腹部に押し込むようにしつつ(へそ下10㎝位の所へ向かって内側から吐きつけるようにしつつ)ゆっくり下腹部を一層ふくらますようにして、グゥーツと下腹部に力を入れて行き、最後に息をちょっと止めて一層下腹部をふくらませてグゥーツと力を入れている(このとき腰髄の方へも内側からグゥーツと力が加わる)。こらえきれぬようになったら、鼻からゆっくり息を吐きながら腹をへこます」
最初は難しいですが、続けていくうちに立っていても座っていても、歩いてる時でもこの呼吸法ができるようになっていきます。
それによって「スタンフォード式疲れない体」のIAP呼吸法の効用として挙げられている「腹圧が高まることで、体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定する」「正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる」などの状態を実感できるようになります。是非トライしていただければ幸いです。
別途施術料はかかります
稲毛駅徒歩2分の整体「氣仙長生治療院」の特徴は、痛みやしびれをとる即効性ある施術です。
そして、ご来院いただいた方にセルフケアの方法を徹底してご指導しています。
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当院の特徴は、痛みやしびれをとる即効性ある施術です。そして、ご来院いただいた方にセルフケアの方法を徹底してご指導しています。
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氣仙長生治療院さんは悪いところを見つけ出し根本的に改善してくれます。今は定期的なメンテナンスで再発を予防しています。
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知人にも、ぜひ氣仙長生治療院さんをお勧めしたいです。今後ともよろしくお願いします。
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